社会貢献
良心の発信基地を目指して
私たちは、良質な娯楽を創造しお客様に喜びを提供することが本業ですが、その一方で、社会や地域の人々に喜ばれ、貢献できる商売・企業となることが使命であると考えています。
人のため社会のために、私たちが少しでも力となり、役立つ存在でありたい。そうした想いから「良心の発信基地」を目指して、1990年より当社の社会貢献活動が始まりました。
慈善団体への協力
AAR Japan 難民を助ける会
1990年より当社では、日本で最も早く設立された国際NGO「AAR Japan 難民を助ける会」(1979年設立)への支援を継続的に行っています。AARが行う支援活動―紛争や災害、貧困などにより困難に直面している世界中の人々を支援する活動―に共感し、これまで様々な協力をしてきています。
愛のポシェット運動への参加
1993年 学用品や玩具などをポシェットに詰めて、カンボジアや旧ユーゴスラビアの子供たちに贈る「愛のポシェット運動」に参加しました。当社グループ全店舗でポシェット運動を実施し、たくさんのお客様にご参加・ご協力をいただきました。2002年には海外の被災地に古着のセータ ーを贈る「愛のセーター運動」にも参加しています。
カンボジア地雷除去活動
1998年カンボジアの地雷除去活動支援のため、都遊連青年部会(当時・同会代表世話人 小島豊)が、ホール、メーカー、遊技関連企業に協力を募り「地雷除去用草刈りトラクター」を購入、 AAR を通じて、現地で活動していた地雷除去専門団体にこれを寄贈しました。同年、都遊連青年部の一員としてカンボジアの地雷原に入り、地雷除去活動の現地視察を行いました。
チャリティーイベントへの参加
対人地雷禁止条約から 10 年を迎える年(2007年)に、より多くの人たちに地雷問題について知っていただこうと開催されたチャリティーイベント「地雷ではなく花をください(会場:六本木ヒルズアリーナ)」に、スタッフ(ガイド・警備担当)として新卒社員を中心に参加しました。 お手伝いをしただけではなく、地雷の恐怖と平和の大切さを実感する貴重な機会となりました。
フィリピン台風被害支援活動への寄付
2013年11月 超大型台風がフィリピン中部を襲い、広範な地域において甚大な被害が生じました(被災者 1,600万人、倒壊家屋 110万棟、死者・行方不明者 8,000人)。AARは被災直後から物資の配付や家屋修繕、被災した障がい者の支援などの災害支援を実施しました。当社はこの活動を支援するため金 100 万円を寄付しました。
シリア難民支援活動への寄付
シリアでは2011年に政府軍と反政府勢力による武力衝突が本格化してから、現在も紛争が続いており、避難民の数は国内外で 1,000万人以上になっています。長期化する避難生活により困窮する人々に対し、AARは2014年から国内避難民への食糧配付等を行っています。当社はこの活動を支援するため金 100万円を寄付しました。
ネパール地震支援活動への寄付
2015年4月 ネパール中西部で発生したマグニチュード 7.8の大地震は、8,000名以上の命を奪い、80万棟におよぶ家屋損壊をもたらしました。AAR は緊急支援チームを派遣し、食料などの支援物資の配付と損壊した学校の仮設校舎 42棟の建設を行い、のべ約 12,300名の生活再建を支援しました。当社はこの活動を支援するため金 100万円を寄付しました。
ウクライナ危機緊急支援活動への寄付
2022年2月、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まり、民間にも多数の被害が生じ、1千万人を超える国民が避難を余儀なくされています。こうした中、AARは支援にいち早く名乗りを上げ、食料の提供や物資配付、診療室の整備などの緊急支援を行っています。当社はこれら活動の支援募金に金 200 万円を寄付しました。
島田療育センター
重症心身障害児施設「島田療育センター(東京・多摩市)」には、遊技業界有志で組織する「島田療育センターを守る会」が、1975年から長年に渡り寄付金による支援を行っています。また、毎年開催される同センターの一大イベント「わいわい祭り(センター利用者と地域住民との交流の場)」には、人・もの両面で協賛をしています(当社社員も毎年ボランティア参加)。
アイメイト協会
盲導犬の育成、視覚障害者の歩行支援を行っている「アイメイト協会」には、継続的に寄付金の協力を行っています。当社ミリオン1100朝霞店がある複合商業施設「アミューズメントスクエア朝霞」で開催しているフリーマーケットでの収益金や、社内物販で得られた収益を継続的に寄付しています。
pp奨学金
「pp 奨学金(パチンコ・パチスロ奨学金)」は、パチンコ・パチスロ業界が設立(2017年)した、困窮する学生の修学をサポートする、返済を求めない独自の給付型奨学金制度です。当社ではグループ全店に専用の募金箱を設置し、そこに寄せられたお客様からの善意と、当社からの寄付金とを合わせて納入し、奨学金制度の運営支援を行っています。
外務大臣表彰
1995年7月 当社前代表取締役 故・小島ツヤが、外務省において当時の外務大臣 河野洋平氏より外務大臣表彰を受けました。これは、国際 NGO「難民を助ける会」に対する支援協力に率先して参加、自社の営業の場などを通じて財政援助や、難民の就職等に多大な貢献をしたとして与えられたものです。当社の継続したボランティア活動が社会的にも大きな評価をされました。
災害復興支援活動
東日本大震災復興支援
義援金および支援物資の寄付
被災者の方々へ日本赤十字社を通じ義援金の寄付を行いました(代表取締役社長 小島豊 個人で 500 万円、役員および管理職級社員等より義援金を寄付)。また、水、食料、ランタン、懐中電灯、マスク等の支援物資を寄贈。加えて、震災後すぐにグループ全店舗に募金箱を設置し、毎月募金を集計して被災地への寄付を継続しました。
現地ボランティア活動
当社社員スタッフ計 51名が、東京都遊技業協同組合のボランティア隊の一員として、宮城県石巻市湊地区の復興支援グループ「みなと応援村」へ参加し、現地で直接支援活動を行いました。湊地区は甚大な津波被害により町の大部分が浸水し、多くの犠牲者が出た地域。その中で、瓦礫撤去やドロ除去、清掃、流失した家族の思い出の品を捜す作業などを行いました。
ホールでの復興支援企画
営業の場での復興支援企画として、東北の名産品、おみやげ、グルメをホール景品として提供する「東北物産展」をグループ全店で複数回開催しました。商品の仕入によって東北の企業を応援するだけでなく、商品売上の 5%を復興支援の寄付金に充て、被災した小中学校のクラブ活動費用や教育資材費用として活用しました。
募金、寄付金の有効活用
お客様からいただいた募金や、当社で集めた寄付金は、使い道を他人任せにするのではなく、東京都遊技業協同組合と協力して、復興支援が行き届いていない小中学校を選定・対象とし、学校生活で使う文房具や備品・設備など、子どもたちが切実に必要としているものを購入、現地で直接寄贈しました。
大雪被害地区での雪かき支援
日本海側地域で記録的な大雪による人的・住家被害が出たことから、日本遊技関連事業協会が組織する日遊協ボランティア派遣隊の一員として、被害が大きかった新潟県津南町押付地区の雪かき作業に参加、現地支援を行いました。慣れない雪かき作業でしたが、住民の方たちから感謝の声を多数いただき、活動が役立ったことが何よりでした。
熊本地震復興支援
熊本で発生した最大震度7の大地震に際し、地震発生直後から現地で炊き出しや生活必需品の配付などの緊急支援を開始した「難民を助ける会」に、支援金の寄付を行いなした。また、グループ全店に復興支援用の募金箱を設置し、お客様から寄せられた募金に、当社からの寄付金を足して、熊本県の支援窓口「ふるさとくまもと応援」に寄付をしました。
世界の大規模自然災害への支援
アメリカで観測史上最大級の被害をもたらしたハリケーン・カトリーナ(死者 1,800人超)や、インドネシアのスマトラ島沖大地震(死者約 22万人)など、世界の大規模自然災害に対しても、「私たちにできる支援」を可能な限り行っています。その中には、支援金を少しでも早く役立てていただくため、直接各国の大使館に出向いて寄付を行ったケースもあります。
地域でのCSR活動
高円寺四大祭りへの協賛・協力
高円寺店の出店を機に、高円寺四大祭り「高円寺びっくり大道芸」「東京高円寺阿波おどり」「高円寺フェス」「高円寺演芸まつり」には、毎回、当社従業員複数名が現地ボランティア(清掃や運営サポーター)として参加しています。また、スタッフユニフォームの制作・提供や、屋外看板の掲出によるイベント協賛、ポスター掲示場所(店頭)の無償提供などの協力も行っています。
錦華学院支援
練馬区江古田にある「錦華学院」は、家庭の事情で家族が養育できない児童を家族に代わって養育し、社会的自立を支援している児童養護施設です。当社は、お客様から寄せられたお菓子を寄贈したり、寄付金での支援をしているほか、同施設の年次イベント「お楽しみ会」に社員がボランティアで参加するなど、交流を続けています。
地域美化活動
地域コミュニティの一員として、美しい街づくりと良好な生活環境のため、クリーンパトロール(街の清掃巡回)をグループ各店で実施しています。私たちを支えてくれている街のため、地域の皆さまのために、より良い環境づくりや地域の安全安心につながることを願い、長年継続して行っています。
朝霞膝折地区防災フェア
ミリオン1100朝霞店の屋外駐車場において、所轄消防署、地域自治会の協力のもと、「防災フェア」を開催しました。地域市民の防災意識を高めることを目的に、「消火器訓練」や「煙体験ハウス」「AED救命講習」の実地体験に加え、「消防車・救急車の展示・車内体験」「サバイバル飯教室」「戦隊ヒーローショー」などを実施し、家族・親子で楽しみながら学べる催しとしました。